分光光度計 用語集
試料セル
試料を入れる容器を「セル」と呼びます。
性質は石英製のものと、ガラス製の2種類が多く使われています。
■石英製セルの特徴として、
紫外や可視域の全波長の光を通し高価なため、
主に紫外域測定用として使われます。
■ガラス製の特徴としは、
波長340nm以下の紫外域の光を通しにくく、
340nm以上の可視域測定用に使われています。
最近ではプラスチック製セルも使用されています。
セルの形状も4面透過セル・三角セルがあります。
試料溶液の濃度によって光が届きにくい場合も、セルの形状を変えて測定を行うことが可能です。
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