分光光度計TOP > 分光光度計 用語集

分光光度計 用語集

迷光

迷光とは、鏡筒の内面やレンズの縁で発生する、
設定した波長以外の光が分光器から出射されることをいいます。

測定にて『信号光』だけを調べたい場合、必要となるのは『信号光』だけですが、
鏡筒の内面やレンズの縁で『信号光』以外の光が映ってしまいます。
この『信号光』以外の光が迷光です。

迷光は、散乱光や集光していたり、明暗の激しい物、不特定形状のもの、
信号光と重なっていたり、機器に触れると光の位置が動くものなど、様々な形となって発生します。

迷光が信号光と一緒に検出器に入ると、
数値の変化など、検査結果にも影響が出てきます。

しかし、光路図通りに素子を配置すると必然的に迷光は発生してしまいます。

現在市販されている多くの分光光度計では0.05%より低い迷光値である製品が主流です。
迷光値が0.05%の場合では、測定値にはほとんど影響しないと考えられます。

分光光度計の迷光値によって、その製品の信頼性の目安にもなります。


[ 分光光度計 用語集TOPへ ]

ISO9001

可視分光光度計

神奈川県 相模原市 トライアル発注認定
デモ機の貸出

センサー開発のティアンドティ